田舎から帰ってきたタクマは、なんだか一回り大きくなったような気がして、急に最近着ていた服や靴が小さくなって、いろいろ買い足したりしました。そして、赤ちゃんの時からコニーの兄ちゃんにプレゼントされて、ずっとずっとうちにあった、このLike a bikeが、田舎から帰ってきて、急に乗れるようになっていたのです。今まで何度トライさせても、怖がってやらなかったのに、今日やらせてみたら、あっという間に乗れるようになって、すごいスピードで1人どこかへ行ってしまうようになりました。最初は、「がんばれ、がんばれ~!」という感じだったのに、「たくま=!!待って~!ゆっくり~!!」と、猛烈にダッシュして追いかけなければならなくなり、そのうちに、広場中を勝手に走り回るタクマを、足が疲れすぎて、追いかけられなくなりました・・・。(汗)坂だって、へっちゃらです。これは、ペダルのない木で出来た自転車で、足でキックして進みます。すごいスピードが出ます。この間、図書館のあるショッピングセンターで、タクマは迷子になりました。私とコニーが本を借りていた一瞬に、バイクに乗ってどこかへ行ってしまいました。親が2人もついていながら、何てこと!!すぐに走って探しに行って、周辺を2人で手分けして探して、遠くにニコニコ笑っているタクマを発見しました。「こら~~~!待て~~!」と追いかけると、喜んでもっと遠くに行ってしまいます。いきなり行動範囲が広がって、嬉しくてたまらないのでしょう。。。車で来ない日に限って、お米やパスタが安くて買いだめした私達は、ものすっごい重い荷物を持ちながら、猛烈ダッシュです。。。死ぬかと思いました。三輪車でキコキコしていたのから、バイクでこのスピード、あまりの変化に全然ついていけません・・・。やっとのことで、とっ捕まえて、「拓真!!ママとパパのそばを離れちゃいけないの!!」と怒っても、次の瞬間には、もう10m先に・・・。広い公園で乗る分にはいいけれど、町では大変です。でも、近所の郵便局へ行く時などは、今までは、ゆっくりゆっくりだったのが、ぴゅーーーーんと行けるようになって、本当に楽になりました。
この日は、初めてロバにも乗った拓真。みんなと一緒に、おりこうに順番を待って、ロバに乗りました。とても楽しかったようです。
人形劇も、他のちびっ子に混じって楽しそうに見ていました。今まで意味がわからないだろうなぁ。。。と思っていた劇も、お話を覚えていたり、その中の台詞を、つぶやいていたり、パパの言葉もママの言葉も、同じぐらいわかるようです。
信号が青になったら、渡ろうね!と私がいう度に、「緑でしょ!!」と突っ込まれています。パパの言葉では、緑になったら渡るんだもんね・・・。ママの言葉では、信号は、赤青黄色なの!パパは、「ドレミファソラシド」のことを、「ドレミファソラティド」というのですが、(ティドと言われる度に、なんてかゆい~~!と、ついつい思ってしまう・・・。)いつか拓真にも、「ママ、ソラティドでしょ!」と、突っ込まれるのでしょうか・・・。
ミニ電車にも、何度も乗って、ご満悦の拓真。この日は、本当に天気が良くて、よかったのにな・・・。スイスは、最近とても寒くなって、もう冬という感じ。どんより曇り空の寒くて長いスイスの冬が、はじまってしまったようです・・・。