この日は、たくまのお別れ会をクラスでしてくださるということで、学校にスイスのお土産のチョコやプレゼントを持って出かけました。
子供達は,昼休みに昔の遊びをしているそうで、たくまもばぁばにおはじきを教えてもらったので,おはじきグループに参加していました。ゴム跳びもなつかしい。
黒板に書かれた、たくまさんのおわかれ会という字を見ただけで胸がいっぱいに・・・。
みんなが準備してきてくれた折り紙のプレゼントや、お手紙を手渡してくれました。よかったね。
その後はお楽しみのフルーツバスケット!みんなでスイスドイツ語でフルーツの名前を覚えて、フルーツバスケットをしました。とってもおもしろかったです。
その次に、先生が、拓真さんがスイスに戻ってくじけそうになった時、元気を出してもらえるように,勇気100パーセントをみんなで歌いましょう!とおっしゃって、子供達が歌いだしたその元気いっぱいの歌声や、みんなの一生懸命大きな口で歌う姿に、すっかりやられ、動画を撮っているカメラの向こう側の私は,…涙と鼻水の滝…。この歌、こんなに感動する歌詞だったんだ。。。子供達のキラキラした笑顔に,日本の未来はまだまだ捨てたもんじゃない!と思ってしまうパワーがありました。
(勇気100パーセントの動画をネットでいろいろ観ていたら、震災の後、日本各地で東北に向けてのメッセージソングみたいに、いろんな学校の子供達が歌っているのがあって、本当にこれは元気の出る歌だと思いました。スイスに戻ってきた今でも、拓真と歌の本をいつも持って、時間のある時バス停などで、一緒に歌っています。通りすがりのスイス人が拍手してくれたよ。(笑))
そして、その後みんなが旅立つ拓真のために,エールを送ろうと、フレーフレー!!応援をしてくれました。日本の子供達は運動会の応援合戦でいっぱい練習するから,とても上手で,男子が一生懸命がんばれ,がんばれ拓真!っそーれ、がんばれ,がんばれ,拓真!と手を叩いて応援してくれるので、もう私は本当に感動して、涙と鼻水で息ができませんでした。そんな日に限ってハンカチ忘れちゃって・・・その後、まさかのお母さんから一言が待っているとは知らず・・・。(汗)
1年生の時の担任の先生も,拓真がこの春、学校に戻ってきた時、大喜びでハグして迎えてくれたり,最後の日も私達が見えなくなるまで見送ってくれました。拓真は日本でとても貴重な体験をしました。
家に帰ってきて、みんなからの手紙やプレゼントを嬉しそうに眺める拓真。登校班で一緒だったみんなも、プレゼントを持って,お別れにきてくれました。
折り紙の指輪を付けて♪みんな本当にどうもありがとう!拓真,スイスに戻ってもがんばろうね!